霧島連山の展望 (高千穂峰、中岳、新燃岳、韓国岳、大浪池 (おおなみのいけ) (霧島神宮と霧島ロイヤルホテルからの桜島の展望、霧島ロイヤルホテル・高千穂牧場・御池 (みいけ)からの霧島連山、霧島山、霧島連山、霧島山系、霧島連山の展望、高千穂峰の展望、二子石 (ふたごいし)、御鉢 (おはち))  (宮崎県小林市、鹿児島県霧島市、宮崎県都城市、高原町、えびの市)







<標高、位置>  霧島神宮は
標高 約470 m
 北緯31度51分32秒  東経130度52分18秒

<標高、位置>  霧島ロイヤルホテルは
標高 約490 m
 北緯31度50分40秒  東経130度52分22秒

<標高、位置>  高千穂牧場は
標高 約470 m
 北緯31度50分40秒  東経130度52分52秒

<標高、位置>  火山湖の「御池 (みいけ)」は
標高 約320 m
 北緯31度53分01秒  東経130度58分13秒


 霧島神宮は鹿児島県 霧島市 霧島 田口 にあります。

 霧島ロイヤルホテルは鹿児島市 霧島市 霧島 田口 2703-5 にあります。

 高千穂牧場は宮崎県 都城市 吉之元町 526番地103 にあります。

 火山湖の「御池 (みいけ)」は宮崎県 西諸県郡 高原町 蒲牟田 御池 にあります。
御池は高千穂峰(標高 1574 m)の麓(ふもと)にあり、周囲 4.3 km、最大水深 103 m、水面の標高 305 mの火山湖です。 日本で一番深い火山湖です。 約4200年前にできた噴火口に湧き水(わきみず)がたまって火山湖が出来ました。 この湖畔(こはん)には御池キャンプ村があります。 コイ、フナ、ニジマス、ブラックバス、ハエなどの釣り客が各地から来ます。 御池と小池のまわりの約115 ha は昭和47年に「野鳥の森」に指定されています。 ヤイロチョウ、オオルリ、キビタキなど約130種の野鳥がいて、バードウォッチングで人気がある場所です。 1周4 km (約1時間)の遊歩道があり、カシ類、タブ、イスなどの樹木があります。 森林浴、皇子港にはボートがあり魚釣りを楽しめます。 オシドリ、コガモ、トモエガモなどの水鳥も湖面にいます。

 「霧島連山」には高千穂峰(たかちほのみね、標高 1573.4 m)、中岳(なかだけ、1332 m)、新燃岳(しんもえだけ、1421 m)、獅子戸岳(ししこだけ、1428 m)、韓国岳(からくにだけ、1700 m)、大浪池(おおなみのいけ、1411.4 m)、大幡山(おおはたやま、標高 1353 m)、夷守岳(ひなもりだけ、1344 m)、甑岳(こしきだけ、標高1301 m)、白鳥山(しらとりやま、標高 1363 m)などがあります。
 「霧島屋久国立公園」は、 説明板から、
 霧島は、最高峰1700 mの韓国岳(からくにだけ)と天孫降臨(てんそんこうりん)の地と伝えられる高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっています。 山頂にはそれぞれ小火口があり、完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もあります。 ちょうど月の表面を見るような不思議な景色で、火山模型の陳列場のようです。
 「霧島の火山」は、 説明板から、
 霧島火山の歴史は古く、火山活動は約700万年ぐらい前に始まったと言われています。 高千穂峰、中岳、韓国岳、大浪池などはおおよそ1万年前にできたもので、なかでも新燃岳や御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰を降らせ、今でも水蒸気を出しています。 このように、霧島火山は古い火山と新しい火山から出来ており現在の姿をつくりました。 霧島山は韓国岳や高千穂峰を中心に23座の火山から出来ています。 山頂にはそれぞれ火口があり完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もありちょうど月の表面を見るようなすばらしい風景を見せてくれます。
 「霧島屋久国立公園」は、 説明板から、
 霧島屋久国立公園は、昭和9年3月16日 我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾(きんこうわん)国定公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山、活火山の桜島、複式火山の開聞岳(かいもんだけ)、本土最南端の佐多岬、(屋久島にある)九州最高峰の宮之浦岳(標高 1935 m)などが、風景の中心となっています。
 「高千穂峰(たかちほのみね)」は宮崎県と鹿児島県の県境近くにある標高 1573.4 mの複合火山、成層火山で、西に活火山の御鉢(おはち)、東に二子石(ふたごいし、二ツ石(ふたついし)とも呼ぶ)の寄生火山を持っていて霧島屋久国立公園に属しています。 高千穂河原コースで登るときには、これが第2の難所です。 直登(真っ直ぐ登ること)のザレ場、ガレ場があります。 霧島連山の内、韓国岳(からくにだけ、標高 1700 m)に次いで2番目に高い山です。 高千穂峰は約1万年前に出来ました。 天孫降臨(てんそんこうりん)神話の地の一つ(もう一つは宮崎県高千穂町)で、山頂に青銅(あるいは銅)製の天之逆鉾(あまのさかほこ)がご神体として立っています。
これは古事記や日本書紀の日向三代神話(日向神話)の部分に対応します。 日本神話の日向三代とは(1)ニニギノミコト、(2)山幸彦、(3)ウガヤフキアエズノミコトの三代です。
 「日向三代神話 (日向神話)」は次のような流れになっています。
(1)天孫降臨(ニニギノミコト(神武天皇のひいおじいさん、高千穂峰、東霧島神社、霧島神宮;高千穂町、くしふる神社))、
(2)ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメとの結婚(西都市の都萬神社と記紀の道、宮崎市の木花神社)、
(3)火中出産(西都市の記紀の道)、
(4)ニニギノミコト(神武天皇のひいおじいさん)とコノハナサクヤヒメの子供の海幸彦と山幸彦(西都市の鹿野田神社、宮崎市の青島神社、鹿児島県の霧島市 鹿児島神宮)、
(5)山幸彦(神武天皇のおじいさん)が海宮(龍宮)へ、
(6)山幸彦と豊玉姫命(神武天皇のおばあさん、鹿児島県の南九州市と指宿市の豊玉姫神社など)の子、ウガヤフキアエズノミコト(神武天皇の父)の誕生(日南市の鵜戸神宮)、
(7)ウガヤフキアエズノミコトと豊玉姫命の妹の玉依姫命(日南市の宮浦神社)が結婚し、第4子 神武天皇が生まれました。 神武天皇(高原町の狭野神社、宮崎市の宮崎神宮、皇宮神社など)が吾平津姫(日南市の吾平津神社)と結婚、長男を連れて神武天皇が神武東征(美々津から出港して橿原(奈良県)地方へ)。
 霧島連山は雲海の中に山頂部が島のように見えることから名づけられたとも言われています。 山頂が宮崎県都城市と宮崎県西諸県郡高原町のどちらに属するかは確定していませんが、山頂は宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田1番地です。 山頂部は霧島東神社の飛び地境内(けいだい)です。 
 「御鉢(おはち)」は高千穂峰の西斜面にある直径 約600 m、深さ 約200 mの噴火口を持つ円形火山です。 高千穂峰に登るときにまず登ります(高千穂河原コース)。 これが第1の難所です。 直登(真っ直ぐ登ること)のザレ場、ガレ場があります。 今から3000年前に活動を始めました。 火口壁の頂上付近は絶壁でこの上の登山道は 馬の背越え と呼ばれます。 そこは幅3−5 mです。 普通の状態では左右に滑落するような所ではありません。 火口縁(ふち)の登山道は火口縁の全周の1/3ほどの長さです。 明治時代には火口底で硫黄の採掘が行われていました。 御鉢の火口部は鹿児島県霧島町です。 御鉢と高千穂峰の間の鞍部(あんぶ)は背門丘(せとお)と呼ばれ、霧島岑神社(きりしまみねじんじゃ)がありましたが、噴火で焼け、霧島神宮、霧島東神社、狭野神社(さのじんじゃ)などに分社化されました。 このあたりが鹿児島県と宮崎県の県境です。
 「高千穂河原」は鹿児島県霧島市にあります。 標高 970 mです。 説明板から、
 高千穂河原は、古くから霧島連山の登山基地として知られており、近くにはアカマツの美林やミヤマキリシマの群生地があり、多くの人々が訪れています。 高千穂峰と高千穂河原の標高差は約600 mで距離は2.3 kmです。 御鉢と高千穂河原の標高差は438 mです。
 「高千穂神宮古宮」は高千穂河原にあります。 説明板から、
日本で最も古い書物である古事記、日本書紀に霧島神宮の御祭神ニニギノミコトが「襲(そ)の高千穂の峯に天降ります」と記(しる)してあるように、高千穂峰は神様の宿る山として古(いにしえ)より、多くの人々の崇敬を集めてきました。 ここ高千穂河原は文暦元年(1234年)まで霧島神宮のあったところです。 霧島山の大噴火により社殿を田口にお移ししておりますが、高千穂河原は斎場として現在も祭祀が継続されており、特に11月10日には天孫降臨御神火祭が峰の頂上と斎場で斎行されております。

 鹿児島湾(錦江湾)にある「桜島」には御岳(標高 1117 m)、南岳(1040 m)があります。
桜島は2万6千万年前に活動を始めました。 初めは主に北岳が噴火し、有史以降は南岳が噴火しています。 大正3年 (1914年)1月12日からの大正大噴火は20世紀以降に国内で起きた最大の噴火です。 東西の山腹で十数個の火口から合計 約30億トンの溶岩が流れ出て、湾の南東側を埋 (う)め、桜島と大隅半島が陸続きになりました。


写真A: 鹿児島県 霧島市 霧島 田口 2703-5 にある霧島ロイヤルホテルです。 都城市にある高千穂牧場の近くにあります。



写真B: 左は霧島ロイヤルホテルです。



写真C: 近くのマンションです。



写真D: 霧島ロイヤルホテルの敷地内にある「いろり焼 松柏亭」です。 狸 (たぬき)の焼き物が見えます。



写真E: 霧島ロイヤルホテルの駐車場と外灯が見えます。



写真F: 霧島ロイヤルホテルの別の建物です。



写真G: 駐車場と別の建物です。



写真H: 霧島ロイヤルホテルの駐車場です。



写真I: 霧島市にある霧島ロイヤルホテル。



写真J: 霧島ロイヤルホテルの玄関です。



写真K: 「霧島ロイヤルホテル東館 ダイワロイヤル メンバーズクラブ」と玄関近くに書いてあります。 左に花霧高原の標識と郵便ポストがあります。



写真L: 「花霧高原 標高 493 m」と書いてあります。



写真M: ホテルから見た景色です。 左端は高千穂峰です。 右に都城市にある「高千穂牧場」やホテルの近くにある建物も見えます。



写真N: 中央右寄りに高千穂峰が見えます。 上部は少し雲がかかっています。 左下にホテルのプールもあります。
「霧島連山」には高千穂峰(たかちほのみね、標高 1573.4 m)、中岳(なかだけ、1332 m)、新燃岳(しんもえだけ、1421 m)、獅子戸岳(ししこだけ、1428 m)、韓国岳(からくにだけ、1700 m)、大浪池(おおなみのいけ、1411.4 m)、大幡山(おおはたやま、標高 1353 m)、夷守岳(ひなもりだけ、1344 m)、甑岳(こしきだけ、標高1301 m)、白鳥山(しらとりやま、標高 1363 m)などがあります。



写真O: ホテルから風景です。 中央に霧島連山の韓国岳 (からくにだけ)が見えています。
「霧島連山」には高千穂峰(たかちほのみね、標高 1573.4 m)、中岳(なかだけ、1332 m)、新燃岳(しんもえだけ、1421 m)、獅子戸岳(ししこだけ、1428 m)、韓国岳(からくにだけ、1700 m)、大浪池(おおなみのいけ、1411.4 m)、大幡山(おおはたやま、標高 1353 m)、夷守岳(ひなもりだけ、1344 m)、甑岳(こしきだけ、標高1301 m)、白鳥山(しらとりやま、標高 1363 m)などがあります。



写真P: 左寄りの山に黄緑に見える「まほろばの里」が見えます。 「まほろばの里」では、グラススキー、ちびっこ広場、マウンテンボード、スノーボード、ロードトレイン、カート、ゴーカート、グランドゴルフなども楽しめます。



写真Q: 上部に雲がある高千穂峰です。



写真R: 中央が中岳、左寄りに新燃岳が見えます。 どちらも霧島連山の山です。



写真S: 中央が韓国岳、その左が大浪の池です。 右端は新燃岳です。 すべて霧島連山の山です。
韓国岳の下方にホテルの「霧島ハイツ」の建物が見えます。



写真T: 霧島ロイヤルホテルから見た霧島連山です。 韓国岳の下方にホテルの「霧島ハイツ」が見えています。



写真U: 手前は霧島ロイヤルホテルの敷地です。



写真V: 霧島ロイヤルホテルから見下 (お)ろしたものです。 面白 (おもしろ)い屋根の建物、左にプール、芝生 (しばふ)もあります。



写真W: 手前はホテルの屋根です。



写真X: 霧島ロイヤルホテルの夕食です。



写真Y: 夕食です。



写真Z: 早朝の高千穂峰 (たかちほのみね)です。 右は朝日です。 霧島ロイヤルホテルから見たものです。



写真AA: 中央は朝の高千穂峰、左は中岳です。 高千穂峰と中岳の間の低いところに高千穂河原 (たかちほがわら)があります。



写真AB: 右から高千穂峰、中岳、新燃岳 (しんもえだけ)、韓国岳 (からくにだけ)です。 新燃岳からの噴煙は見えません。
「霧島屋久国立公園」 説明板から、
 霧島は、最高峰1700 mの韓国岳(からくにだけ)と天孫降臨(てんそんこうりん)の地と伝えられる高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっています。 山頂にはそれぞれ小火口があり、完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もあります。 ちょうど月の表面を見るような不思議な景色で、火山模型の陳列場のようです。
 「霧島の火山」は、 説明板から、
 霧島火山の歴史は古く、火山活動は約700万年ぐらい前に始まったと言われています。 高千穂峰、中岳、韓国岳、大浪池などはおおよそ1万年前にできたもので、なかでも新燃岳や御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰を降らせ、今でも水蒸気を出しています。 このように、霧島火山は古い火山と新しい火山から出来ており現在の姿をつくりました。 霧島山は韓国岳や高千穂峰を中心に23座の火山から出来ています。 山頂にはそれぞれ火口があり完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もありちょうど月の表面を見るようなすばらしい風景を見せてくれます。
 「霧島屋久国立公園」は、 説明板から、
 霧島屋久国立公園は、昭和9年3月16日 我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾(きんこうわん)国定公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山、活火山の桜島、複式火山の開聞岳(かいもんだけ)、本土最南端の佐多岬、(屋久島にある)九州最高峰の宮之浦岳(標高 1935 m)などが、風景の中心となっています。



写真AC: 右から中岳、新燃岳、韓国岳、大浪池 (おおなみのいけ)です。 左端の山に「まほろばの里」が見えます。 韓国岳の下方にホテルの「霧島ハイツ」が白く見えます。



写真AD: 右に、都城市にある「高千穂牧場」が緑色に見えます。 左端は高千穂峰です。



写真AE: 中央は高千穂峰で左は中岳です。 高千穂峰と中岳の間の低いところに高千穂河原があります。 霧島ロイヤルホテルから。
高千穂峰の左(西)の肩が御鉢(おはち)、右(東)の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。



写真AF: 右から高千穂峰、中岳、新燃岳、左端は韓国岳です。 新燃岳の噴煙は見えません。
高千穂峰の左(西)の肩が御鉢(おはち)、右(東)の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。



写真AG: 右端は高千穂峰、中岳、新燃岳、韓国岳、大浪池です。 新燃岳と中岳の左側は茶色っぽく見えています。 これは新燃岳の噴火の噴石のためと思われます。



写真AH: 左の山の斜面に「まほろばの里」が見えます。 「まほろばの里」では、グラススキー、ちびっこ広場、マウンテンボード、スノーボード、ロードトレイン、カート、ゴーカート、グランドゴルフなども楽しめます。



写真AI: 高千穂峰です。 右の肩 (かた)に「二子石 (ふたごいし)」が見えます。 霧島ロイヤルホテルから見たものです。



写真AJ: 高千穂峰です。 左の肩に御鉢 (おはち)、右の肩に二子石 (ふたごいし)が見えます。 霧島ロイヤルホテルから見たものです。
高千穂峰の左(西)の肩が御鉢(おはち)、右(東)の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。
 「高千穂峰(たかちほのみね)」は宮崎県と鹿児島県の県境近くにある標高 1573.4 mの複合火山、成層火山で、西に活火山の御鉢(おはち)、東に二子石(ふたごいし、二ツ石(ふたついし)とも呼ぶ)の寄生火山を持っていて霧島屋久国立公園に属しています。 高千穂河原コースで登るときには、これが第2の難所です。 直登(真っ直ぐ登ること)のザレ場、ガレ場があります。 霧島連山の内、韓国岳(からくにだけ、標高 1700 m)に次いで2番目に高い山です。 高千穂峰は約1万年前に出来ました。 天孫降臨(てんそんこうりん)神話の地の一つ(もう一つは宮崎県高千穂町)で、山頂に青銅(あるいは銅)製の天之逆鉾(あまのさかほこ)がご神体として立っています。
これは古事記や日本書紀の日向三代神話(日向神話)の部分に対応します。 日本神話の日向三代とは(1)ニニギノミコト、(2)山幸彦、(3)ウガヤフキアエズノミコトの三代です。
 「日向三代神話 (日向神話)」は次のような流れになっています。
(1)天孫降臨(ニニギノミコト(神武天皇のひいおじいさん、高千穂峰、東霧島神社、霧島神宮;高千穂町、くしふる神社))、
(2)ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメとの結婚(西都市の都萬神社と記紀の道、宮崎市の木花神社)、
(3)火中出産(西都市の記紀の道)、
(4)ニニギノミコト(神武天皇のひいおじいさん)とコノハナサクヤヒメの子供の海幸彦と山幸彦(西都市の鹿野田神社、宮崎市の青島神社、鹿児島県の霧島市 鹿児島神宮)、
(5)山幸彦(神武天皇のおじいさん)が海宮(龍宮)へ、
(6)山幸彦と豊玉姫命(神武天皇のおばあさん、鹿児島県の南九州市と指宿市の豊玉姫神社など)の子、ウガヤフキアエズノミコト(神武天皇の父)の誕生(日南市の鵜戸神宮)、
(7)ウガヤフキアエズノミコトと豊玉姫命の妹の玉依姫命(日南市の宮浦神社)が結婚し、第4子 神武天皇が生まれました。 神武天皇(高原町の狭野神社、宮崎市の宮崎神宮、皇宮神社など)が吾平津姫(日南市の吾平津神社)と結婚、長男を連れて神武天皇が神武東征(美々津から出港して橿原(奈良県)地方へ)。
 霧島連山は雲海の中に山頂部が島のように見えることから名づけられたとも言われています。 山頂が宮崎県都城市と宮崎県西諸県郡高原町のどちらに属するかは確定していませんが、山頂は宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田1番地です。 山頂部は霧島東神社の飛び地境内(けいだい)です。 
 「御鉢(おはち)」は高千穂峰の西斜面にある直径 約600 m、深さ 約200 mの噴火口を持つ円形火山です。 高千穂峰に登るときにまず登ります(高千穂河原コース)。 これが第1の難所です。 直登(真っ直ぐ登ること)のザレ場、ガレ場があります。 今から3000年前に活動を始めました。 火口壁の頂上付近は絶壁でこの上の登山道は 馬の背越え と呼ばれます。 そこは幅3−5 mです。 普通の状態では左右に滑落するような所ではありません。 火口縁(ふち)の登山道は火口縁の全周の1/3ほどの長さです。 明治時代には火口底で硫黄の採掘が行われていました。 御鉢の火口部は鹿児島県霧島町です。 御鉢と高千穂峰の間の鞍部(あんぶ)は背門丘(せとお)と呼ばれ、霧島岑神社(きりしまみねじんじゃ)がありましたが、噴火で焼け、霧島神宮、霧島東神社、狭野神社(さのじんじゃ)などに分社化されました。 このあたりが鹿児島県と宮崎県の県境です。
 「高千穂河原」は鹿児島県霧島市にあります。 標高 970 mです。 説明板から、
 高千穂河原は、古くから霧島連山の登山基地として知られており、近くにはアカマツの美林やミヤマキリシマの群生地があり、多くの人々が訪れています。 高千穂峰と高千穂河原の標高差は約600 mで距離は2.3 kmです。 御鉢と高千穂河原の標高差は438 mです。
 「高千穂神宮古宮」は高千穂河原にあります。 説明板から、
日本で最も古い書物である古事記、日本書紀に霧島神宮の御祭神ニニギノミコトが「襲(そ)の高千穂の峯に天降ります」と記(しる)してあるように、高千穂峰は神様の宿る山として古(いにしえ)より、多くの人々の崇敬を集めてきました。 ここ高千穂河原は文暦元年(1234年)まで霧島神宮のあったところです。 霧島山の大噴火により社殿を田口にお移ししておりますが、高千穂河原は斎場として現在も祭祀が継続されており、特に11月10日には天孫降臨御神火祭が峰の頂上と斎場で斎行されております。



写真AK: 右は御鉢 (おはち)、左端は中岳です。 その間の低いところに高千穂河原があります。



写真AL: 右は中岳で左は新燃岳です。 新燃岳の上に通称「ウサギの耳」と呼ばれる2つの突起 (とっき)が見えます。
新燃岳と中岳の左部分は新燃岳の噴火の噴石で茶色になっています。 新燃岳の噴煙は見えません。



写真AM: 右端は新燃岳、その左は韓国岳となだらかに見える大浪池です。 韓国岳の下方にホテルの「霧島ハイツ」が見えます。



写真AN: 右から新燃岳、韓国岳、大浪池です。
新燃岳の山肌 (やまはだ)が噴火の噴石で茶色になっているのがよく分かります。



写真AO: 高千穂峰です。 山の斜面の様子 (ようす)が分かります。



写真AP: 中央 (南西)に、錦江湾 (きんこうわん)の「桜島」が見えています。 霧島ロイヤルホテルから南西を見たものです。
 「霧島屋久国立公園」 説明板から、
 霧島屋久国立公園は、昭和9年3月16日 我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾(きんこうわん)国定公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山、活火山の桜島、複式火山の開聞岳(かいもんだけ)、本土最南端の佐多岬、(屋久島にある)九州最高峰の宮之浦岳(標高 1935 m)などが、風景の中心となっています。



写真AQ: 霧島ロイヤルホテルから見たものです。 左に桜島が見えます。



写真AR: 霧島ロイヤルホテルから。 右寄りに桜島が見えます。



写真AS: 霧島ロイヤルホテルからの景色です。 屋上に双眼鏡を設置してあります。



写真AT: かごしま読売テレビのパラボラアンテナです。 鹿児島市の方を向いています。 新燃岳が見える側にテレビカメラが設置してありました。 新燃岳の噴煙、噴火のためのものでしょう。



写真AU: 「KYT かごしま読売テレビ けいたい 186」と書いてあります。 パラボラアンテナの裏側です。 新燃岳が見える側にテレビカメラが設置してありました。 新燃岳の噴煙、噴火のためのものでしょう。



写真AV: 桜島の昭和火口からの噴煙が見えています。 霧島ロイヤルホテルから南西を見たものです。
鹿児島湾(錦江湾)にある「桜島」には御岳(標高 1117 m)、南岳(1040 m)があります。
桜島は2万6千万年前に活動を始めました。 初めは主に北岳が噴火し、有史以降は南岳が噴火しています。 大正3年 (1914年)1月12日からの大正大噴火は20世紀以降に国内で起きた最大の噴火です。 東西の山腹で十数個の火口から合計 約30億トンの溶岩が流れ出て、湾の南東側を埋 (う)め、桜島と大隅半島が陸続きになりました。



写真AW: 霧島ロイヤルホテルから見た桜島と桜島の昭和火口からの噴煙です。 鹿児島湾(錦江湾)にある「桜島」には御岳(標高 1117 m)、南岳(1040 m)があります。



写真AX: 宮崎県 都城市にある「高千穂牧場」から北東を見た景色です。 中央に高千穂峰、左に中岳、新燃岳が見えます。 高千穂牧場と鹿児島県 霧島市にある霧島ロイヤルホテルは割と近く (約700 m)にあります。
高千穂峰の左(西)の肩が御鉢(おはち)、右(東)の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。



写真AY: 右から高千穂峰、低いところに高千穂河原、中岳、新燃岳が見えます。 都城市にある高千穂牧場から見たものです。



写真AZ: 高千穂牧場から見た高千穂峰 (たかちほのみね)です。 左の肩に御鉢 (おはち)、右の肩に二子石 (ふたごいし)が見えます。
高千穂峰の左(西)の肩が御鉢(おはち)、右(東)の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。



写真BA: 右端は高千穂峰です。 左から新燃岳、中岳が見えます。



写真BB: 高千穂牧場でジンギスカン料理を食べました。



写真BC: 高千穂牧場のジンギスカン料理です。



写真BD: 中央は高千穂峰、左端は中岳です。 高千穂牧場から見たものです。



写真BE: 右から高千穂峰、中岳、新燃岳、韓国岳です。 新燃岳の噴煙は見えません。 高千穂牧場から見たものです。
「霧島屋久国立公園」 説明板から、
 霧島は、最高峰1700 mの韓国岳(からくにだけ)と天孫降臨(てんそんこうりん)の地と伝えられる高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっています。 山頂にはそれぞれ小火口があり、完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もあります。 ちょうど月の表面を見るような不思議な景色で、火山模型の陳列場のようです。
 「霧島の火山」は、 説明板から、
 霧島火山の歴史は古く、火山活動は約700万年ぐらい前に始まったと言われています。 高千穂峰、中岳、韓国岳、大浪池などはおおよそ1万年前にできたもので、なかでも新燃岳や御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰を降らせ、今でも水蒸気を出しています。 このように、霧島火山は古い火山と新しい火山から出来ており現在の姿をつくりました。 霧島山は韓国岳や高千穂峰を中心に23座の火山から出来ています。 山頂にはそれぞれ火口があり完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もありちょうど月の表面を見るようなすばらしい風景を見せてくれます。
 「霧島屋久国立公園」は、 説明板から、
 霧島屋久国立公園は、昭和9年3月16日 我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾(きんこうわん)国定公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山、活火山の桜島、複式火山の開聞岳(かいもんだけ)、本土最南端の佐多岬、(屋久島にある)九州最高峰の宮之浦岳(標高 1935 m)などが、風景の中心となっています。



写真BF: 右から中岳、新燃岳、韓国岳、大浪池 (おおなみのいけ)です。 韓国岳と大浪池の間の下方に白くホテルの「霧島ハイツ」が見えます。
「霧島屋久国立公園」 説明板から、
 霧島は、最高峰1700 mの韓国岳(からくにだけ)と天孫降臨(てんそんこうりん)の地と伝えられる高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっています。 山頂にはそれぞれ小火口があり、完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もあります。 ちょうど月の表面を見るような不思議な景色で、火山模型の陳列場のようです。
 「霧島の火山」は、 説明板から、
 霧島火山の歴史は古く、火山活動は約700万年ぐらい前に始まったと言われています。 高千穂峰、中岳、韓国岳、大浪池などはおおよそ1万年前にできたもので、なかでも新燃岳や御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰を降らせ、今でも水蒸気を出しています。 このように、霧島火山は古い火山と新しい火山から出来ており現在の姿をつくりました。 霧島山は韓国岳や高千穂峰を中心に23座の火山から出来ています。 山頂にはそれぞれ火口があり完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もありちょうど月の表面を見るようなすばらしい風景を見せてくれます。
 「霧島屋久国立公園」は、 説明板から、
 霧島屋久国立公園は、昭和9年3月16日 我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾(きんこうわん)国定公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山、活火山の桜島、複式火山の開聞岳(かいもんだけ)、本土最南端の佐多岬、(屋久島にある)九州最高峰の宮之浦岳(標高 1935 m)などが、風景の中心となっています。



写真BG: 都城市にある高千穂牧場から見た高千穂峰です。



写真BH: 右から中岳、新燃岳です。 新燃岳の噴煙は見えません。



写真BI: 右から新燃岳の一部、韓国岳、なだらかに見える大浪池です。 高いところに白くホテルの「霧島ハイツ」が見えます。 高千穂牧場から見たものです。



写真BJ: 高千穂牧場の芝生 (しばふ)です。



写真BK: 高千穂牧場と遠くの霧島連山です。



写真BL: 高千穂牧場の羊 (ひつじ)です。 草を食べていました。



写真BM: 鹿児島県 霧島市にある「霧島神宮」です。 霧島ロイヤルホテルの近く (約 1.7 km 北)にあります。



写真BN: 霧島神宮から南西に見える「桜島」です。 桜島の昭和火口からの噴煙が見えています。 鹿児島湾(錦江湾)にある「桜島」には御岳(標高 1117 m)、南岳(1040 m)があります。
桜島は2万6千万年前に活動を始めました。 初めは主に北岳が噴火し、有史以降は南岳が噴火しています。 大正3年 (1914年)1月12日からの大正大噴火は20世紀以降に国内で起きた最大の噴火です。 東西の山腹で十数個の火口から合計 約30億トンの溶岩が流れ出て、湾の南東側を埋 (う)め、桜島と大隅半島が陸続きになりました。



写真BO: 宮崎県 西諸県郡 高原町 蒲牟田 御池にある火山湖の「御池 (みいけ)」から見た「高千穂峰の二子石 (ふたごいし)」です。 手前に御池の湖面が見えています。
高千穂峰の西の肩が御鉢(おはち)、東の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。
「御池 (みいけ)」は宮崎県 西諸県郡 高原町 蒲牟田 御池にあります。 御池は高千穂峰(標高 1574 m)の麓(ふもと)にあり、周囲 4.3 km、最大水深 103 m、水面の標高 305 mの火山湖です。 日本で一番深い火山湖です。 約4200年前にできた噴火口に湧き水(わきみず)がたまって火山湖が出来ました。 この湖畔(こはん)には御池キャンプ村があります。 コイ、フナ、ニジマス、ブラックバス、ハエなどの釣り客が各地から来ます。 御池と小池のまわりの約115 ha は昭和47年に「野鳥の森」に指定されています。 ヤイロチョウ、オオルリ、キビタキなど約130種の野鳥がいて、バードウォッチングで人気がある場所です。 1周4 km (約1時間)の遊歩道があり、カシ類、タブ、イスなどの樹木があります。 森林浴、皇子港にはボートがあり魚釣りを楽しめます。 オシドリ、コガモ、トモエガモなどの水鳥も湖面にいます。



写真BP: 高原町 蒲牟田 御池にある火山湖の「御池 (みいけ)」から見た「高千穂峰の二子石 (ふたごいし)」です。
高千穂峰の西の肩が御鉢(おはち)、東の肩が二子石(ふたごいし)で、この2つは高千穂峰の寄生火山です。 御鉢は標高 1408 mで二子石は標高 約1250 m です。 高千穂峰は標高 1573.4 m です。



by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)