出の山公園 (いでのやまこうえん)、出の山湧水(ゆうすい)は日本名水百選、環境省の「ふるさといきものの里」 (ホタル生息地、毎秒1 t (トン)の豊富な湧き水、出ノ山池、宮崎県水産試験場 小林分場、宮崎県 出の山淡水魚展示館 (水族館)、泉姫神社、養魚場、出の山荘、高千穂峰)  (宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山)







<標高、位置>  「出の山公園 (いでのやまこうえん)」は
標高 約260 m
 北緯31度58分54秒  東経130度56分39秒


 「出の山公園 (いでのやまこうえん)」は宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にあります。
小林市には40以上の湧水群(ゆうすいぐん)があります。 その一つ、出の山湧水は岩瀬川(大淀川の支流です。)の源流です。 霧島連山に染み込んだ雨水が伏流水となって湧き出ています。 毎秒1 t (トン)が湧き出ていてカルシウムを多く含んでいます。 小林市の上水、魚の養殖、農業用水などに用いられています。 1985年(昭和60年)に「全国名水百選」に選ばれました。 ゲンジボタルなども生息していて環境省の「ふるさといきものの里」にも認定されています。 出の山池を中心とする公園です。 赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)がある「泉姫神社」があります。 出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。 そばに昭和28年に設置された宮崎県水産試験場 小林分場があり、湧水を用いてチョウザメの人工孵化(ふか)に成功しています。 コイ、アユ、ウナギ、ニジマスなども養殖しています。 「出の山淡水魚展示館 (水族館)」もあり、チョウザメ、コイ、フナ、ヤマメなど淡水魚 約70種、500匹を展示しています。 近くには食堂もあり、マスの塩焼き、鯉(こい)こくなどを食べられます。

 「ゲンジボタル」はホタル科の甲虫です。 体長約15 mm 、全体黒く、前胸の背板は桃色で黒い十字形の紋(もん)があります。 雌雄とも腹部の端に黄白色をした発光器を持っています。 本州、九州、対馬に分布しています。 幼虫は水のきれいな小川に住み、カワニナなどの巻貝を食べています。 ここ出の山公園も水がきれいでホタルが住むのに適しているのでしょう。

 「泉姫神社」は出の山池の畔(ほとり)にあり、赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)があります。 景行天皇が今から1900年前頃に熊襲(くまそ)征伐(せいばつ)の帰りにここに来ました。 地元の豪族の美しい娘の「泉姫」と景行天皇が恋人になりました。 しかし、景行天皇は都に帰らなければなりません。 別れを悲しんだ泉姫は池に身を投げて蛇(へび)に化身しました。 水神様として祀(まつ)られているのは、この泉姫です。


写真A: 国道221号線から県道1号線に行くところにある「手造り まんじゅう 山ろく路」です。 酒まんじゅう、そばまんじゅう、うどん、そば、アイスクリーム、たばこも販売しています。
「山ろく路」は宮崎県 小林市 細野 1122-5 にあります。



写真B: 県道1号線 (えびのスカイライン)を南西に登って行くと「出の山公園」が左手にあります。 「鯉(こい)・ます料理 出の山荘 入口→」の看板(かんばん)があります。
「出の山公園 (いでのやまこうえん)」は宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にあります。
小林市には40以上の湧水群(ゆうすいぐん)があります。 その一つ、出の山湧水は岩瀬川(大淀川の支流です。)の源流です。 霧島連山に染み込んだ雨水が伏流水となって湧き出ています。 毎秒1 t (トン)が湧き出ていてカルシウムを多く含んでいます。 小林市の上水、魚の養殖、農業用水などに用いられています。 1985年(昭和60年)に「全国名水百選」に選ばれました。 ゲンジボタルなども生息していて環境省の「ふるさといきものの里」にも認定されています。 出の山池を中心とする公園です。 赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)がある「泉姫神社」があります。 出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。 そばに昭和28年に設置された宮崎県水産試験場 小林分場があり、湧水を用いてチョウザメの人工孵化(ふか)に成功しています。 コイ、アユ、ウナギ、ニジマスなども養殖しています。 「出の山淡水魚展示館 (水族館)」もあり、チョウザメ、コイ、フナ、ヤマメなど淡水魚 約70種、500匹を展示しています。 近くには食堂もあり、マスの塩焼き、鯉(こい)こくなどを食べられます。



写真C: これが「出の山池」です。 池に噴水が2つ見えます。
出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。



写真D: 来た道を振り返ったもの。 右は出ノ山池です。



写真E: 出の山公園です。 近くは高くなっていて自然が満喫(まんきつ)出来ます。



写真F: 「鯉・ます料理 出の山荘」と書いてあります。 出の山荘は池より高い所にあります。 後で出の山荘で食事をしました。
手前に魚の養殖用と思われるコンクリート製の池があります。



写真G: 左に黄色のプラスティック製タンクが並んでいます。 「鯉・ます料理 出の山荘」と書いてあります。 出の山荘は池より高い所にあります。 後で出の山荘で食事をしました。
手前に魚の養殖用と思われるコンクリート製の池があります。
「出の山公園 (いでのやまこうえん)」は宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にあります。
小林市には40以上の湧水群(ゆうすいぐん)があります。 その一つ、出の山湧水は岩瀬川(大淀川の支流です。)の源流です。 霧島連山に染み込んだ雨水が伏流水となって湧き出ています。 毎秒1 t (トン)が湧き出ていてカルシウムを多く含んでいます。 小林市の上水、魚の養殖、農業用水などに用いられています。 1985年(昭和60年)に「全国名水百選」に選ばれました。 ゲンジボタルなども生息していて環境省の「ふるさといきものの里」にも認定されています。 出の山池を中心とする公園です。 赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)がある「泉姫神社」があります。 出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。 そばに昭和28年に設置された宮崎県水産試験場 小林分場があり、湧水を用いてチョウザメの人工孵化(ふか)に成功しています。 コイ、アユ、ウナギ、ニジマスなども養殖しています。 「出の山淡水魚展示館 (水族館)」もあり、チョウザメ、コイ、フナ、ヤマメなど淡水魚 約70種、500匹を展示しています。 近くには食堂もあり、マスの塩焼き、鯉(こい)こくなどを食べられます。



写真H: 左上に高千穂峰 (たかちほのみね、標高 1574.0 m))が見えます。 その下に建物が見えます。 養殖用と思われるコンクリート池の上にネットが張ってあります。 小林市にある出の山公園です。



写真I: 左は出の山池です。 奥に建物が見えます。 右は上にネットが張ってあるコンクリート製の養殖用池と思われます。 出の山公園です。



写真J: 宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にある「出の山公園」です。 出の山池、赤い鳥居(とりい)が見えます。
出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。 赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)がある「泉姫神社」があります。
「泉姫神社」は出の山池の畔(ほとり)にあり、赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)があります。 景行天皇が今から1900年前頃に熊襲(くまそ)征伐(せいばつ)の帰りにここに来ました。 地元の豪族の美しい娘の「泉姫」と景行天皇が恋人になりました。 しかし、景行天皇は都に帰らなければなりません。 別れを悲しんだ泉姫は池に身を投げて蛇(へび)に化身しました。 水神様として祀(まつ)られているのは、この泉姫です。



写真K: 小林市 大字南西方 字出の山にある「出の山公園」です。 2つの噴水がある出の山池、右に赤い鳥居(とりい)が見えます。
赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)がある「泉姫神社」があります。
「泉姫神社」は出の山池の畔(ほとり)にあり、赤い鳥居(とりい)と祠(ほこら)があります。 景行天皇が今から1900年前頃に熊襲(くまそ)征伐(せいばつ)の帰りにここに来ました。 地元の豪族の美しい娘の「泉姫」と景行天皇が恋人になりました。 しかし、景行天皇は都に帰らなければなりません。 別れを悲しんだ泉姫は池に身を投げて蛇(へび)に化身しました。 水神様として祀(まつ)られているのは、この泉姫です。
出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。



写真L: 宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にある「出の山公園」です。 2つの噴水がある出の山池。 池には柵(さく)があります。
出の山池は1614年(慶長19年)に薩摩藩が溜池(ためいけ)として造りました。



写真M: 出の山公園にある「宮崎県 出の山淡水魚展示館」のチョウザメです。 卵のキャビアが採(と)れます。



写真N: 「宮崎県 出の山淡水魚展示館」のチョウザメです。 卵のキャビアが採(と)れます。 出の山公園です。



写真O: 「宮崎県出の山淡水魚展示館」です。 出の山公園にあります。
 昭和28年に設置された宮崎県水産試験場 小林分場があり、湧水を用いてチョウザメの人工孵化(ふか)に成功しています。 コイ、アユ、ウナギ、ニジマスなども養殖しています。 「出の山淡水魚展示館 (水族館)」もあり、チョウザメ、コイ、フナ、ヤマメなど淡水魚 約70種、500匹を展示しています。



写真P: 高い大きなコンクリート製の水槽(すいそう)と思われます。 出の山公園では豊富な湧き水(わきみず)があります。 霧島連山からの伏流水が湧き出ています。 出の山公園です。
「出の山公園 (いでのやまこうえん)」は宮崎県 小林市 大字南西方 字出の山にあります。
小林市には40以上の湧水群(ゆうすいぐん)があります。 その一つ、出の山湧水は岩瀬川(大淀川の支流です。)の源流です。 霧島連山に染み込んだ雨水が伏流水となって湧き出ています。 毎秒1 t (トン)が湧き出ていてカルシウムを多く含んでいます。 小林市の上水、魚の養殖、農業用水などに用いられています。 1985年(昭和60年)に「全国名水百選」に選ばれました。 ゲンジボタルなども生息していて環境省の「ふるさといきものの里」にも認定されています。



写真Q: 出の山公園にある「出の山荘 (いでのやまそう)」でマスの塩焼き、鯉こくなどを食べました。



写真R: 宮崎県 小林市にある出の山公園の蛍(ホタル)です。 ゲンジボタルが出の山池からの数百メートルの用水路に多く生息しています。 用水路と木、小さな小屋、遊歩道が見えます。 黄緑色の光が蛍の光です。



写真S: 出の山公園のホタルです。 黄色の光がそれぞれ1匹のゲンジボタルです。
「ゲンジボタル」はホタル科の甲虫です。 体長約15 mm 、全体黒く、前胸の背板は桃色で黒い十字形の紋(もん)があります。 雌雄とも腹部の端に黄白色をした発光器を持っています。 本州、九州、対馬に分布しています。 幼虫は水のきれいな小川に住み、カワニナなどの巻貝を食べています。 ここ出の山公園も水がきれいでホタルが住むのに適しているのでしょう。



写真T: 出の山池からの用水路とそばの木付近に多く蛍の光が見えます。 蛍の光は一斉(いっせい)に同期して点滅していました。



by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)